星に願う

それに、笑って頷いて全部買った大我が。


お金を渡そうとすると、無視。


「受け取ってよ!大我!」


「要らねーよ。奢られとけ。」

文句を言いながら、結局折れたのは私。


食べる所を捜してプラプラ歩いて居たら、目の前に

[お化け屋敷]

の文字。

嫌な予感がする…


「沙亜羅」


大我が私を呼ぶ。
気のせいだと思いたいぐらいの、上機嫌な声。

ゆっくりと、繋がれてる手を見てから上を見ると

妖艶に笑って


「入るか。ってか、入る。」