着替えて、髪もポニーテールにして行くと


「格好いいー。」


「この喫茶店の人達ですかー?」


女の子の塊が、ドアの前に出来ていた。


「絶対七海緒達だよね…。どうする?沙亜羅。」


2人で苦笑いを浮かべる。
あの中に入っていける程の度胸は持ち合わせていない。

だから、少し様子を見る事にした。


数十分後


「居なくならんね…。」


顔を見合せため息。

なんで気づかないかな…。気づいてよ。バカ大我。

そんな事思っていたら


「ねぇねぇ、暇?この学校案内してよ!」