星に願う

大我は慌てて、私を抱き締めた。


「泣くな。悪かった。」


戸惑いながら頭を撫でてくれる。

大我の胸を何度も叩く。

「うぇっ。バカぁ。」

って言いながら


「なんだかな…。」


七海緒は呆れてた。舞邪と一緒に。

でも、呆れた後に舞邪を怒って居た。


「泣き止め。悪かったから。な?

文化祭回るんだろ?着替えて来い。待ってるから。」


「……分かった。」


まだぐずぐず言いながら、着替えに行く。

勿論、舞邪と一緒に。

行く時、2人でため息を吐く。


「「お仕置きだよね…」」


肩を竦めながら。