呟いた自分の声で目が覚めた。

見なれた景色。

ここは、私の部屋?


「沙亜羅起きた?おはよう。」


傍に居たのは、紗柚奈ちゃんだった。


「皆学校に行ってるの。4日前から、始まってるのよ。」


と、笑う紗柚奈ちゃんにビックリした。

怒らないのかと

見つめると


「怒らないよ?だって、大我くんが悪いからね。

他の女とキスなんて、私だったら離婚よ!別れてやる!」


拳を握りながら、強く言った紗柚奈ちゃんに笑った。