「はい!」


珈琲を渡して、用意してた洋食の物を温める。
架瑞さんに用意していたら

「美味しそうな匂い…。沙亜羅ちゃん、僕らにも頂戴!!」

七海緒さんと蓮祐さんが起きてきた。


「洋食と和食どっちにしますか?珈琲もありますよ!」

うーんと悩む七海緒さん。と、私に近づいて


「野菜あるか?」


と、聞いてくる蓮祐さん。
野菜?野菜好きなのかな?

「洋食にも和食にもありますよ!」


少し悩んだ蓮祐さんは、小さい声で「和食。」と言って席に着いた。