星に願う

「はい。ありがとうございました!」


「いえいえ。あんまり頭振らないで!崩れちゃうから!」


笑いながら言う琶月さんに、私も笑いながら


「はい!浴衣着たら見てくださいね!」


そう言った。
頷いた琶月さんは、舞邪を呼んで髪型の相談をしていた。


着替えの場は、幹部部屋の隣にある、休憩部屋。

ベッドが置いてある。

中に入ると架瑞が居て


「こっち。」


私を手招きした。


「あっ!私着れるよ。」


架瑞もたま、琶月さんと同じで驚いていた。