自然と安心してきて深く息を吸った。


「んっ。もう平気ありがとう。」


そう言っても話してくれない。

?どうしたのかな?


「離れないでくれ…。」


小さく呟かれた言葉。
私は聞き逃さずに


「うん。」


抱きしめた。
まぁ、だいたいそういう時に人は来るもので


「悪いな大我!また…せた…。」


「あらあら。お邪魔しちゃった?」


若い2人の男女。
慌てて大我から離れようとした。
けど、さっきの言葉を聞いたら、離れられなくて戸惑っていると


「ちっ。空気読めよ。」