「学校!!大我さん、私学校どうなるの?」


これ多分すごく大事な事。何言ってんだこいつみたいな顔をされる。


「それは、もう済んでる。」


えっ…?済んでるってどういう…?


「お前は、明日から漣の生徒だ。」


漣(さざなみ)と言えば、名前を書けば受かるという程の馬鹿校。


「学費とかは?お金はどこに振り込んだりすれば良いか教えてください。制服も買いたいし…。」


そう言うと、睨まれた。
怖っ!!何何?!なんかしちゃった?!


「金は気にすんな。制服も揃えてある。つーか、寝かせろ。今何時だと思ってんだよ。」