星に願う

"ガサッ"

袋からパーカーを取り出して
目を見開く大我。


「嫌かなって考えなくて…。
要らなかったら捨ててくれてっ。」


言葉の途中に起き上がった大我
に抱き寄せられる。


「ごめん。無神経だった。

嫌な訳ねーだろ?本気で好きな奴
何だから。」


フワッ
と笑ってくれた大我。
愛しい気持ちが溢れる。


「サンキュ。…海入るか?」

パーカーを見てにやけながら
そう聞いてくる。

それに頷いた。のが間違いだった。

海に入る=パーカー脱ぐ=
水着見られる…。

頷いた私よ馬鹿野郎ー!!