軽く拗ねて居ると、頭を撫でられた。

…なんで皆私の頭を撫でるんだろう…?

まぁ、好きだから良いけど。

「……ここに泊まるの?」


絶句。

2泊3日での海旅行。
泊まる所は、高そうなホテル。


「あぁ。行くぞ。」


唖然。力の入っていない体を、大我に引き摺られる様に連れてかれる。


「久々だね〜。確か、架瑞と七海緒が喧嘩したんだよね?」


舞耶達は以前来たことがあるみたいで
懐かしそうに眺めてる。


「俺の親が経営してる会社だ。」


大我の言葉に
"バッ"と顔をあげた。

大我の顔はなんだか複雑そうな
顔だった。