「「「終わったぁー!」」」


クラスの皆の声が合わさる。

………多分出来た…。
精一杯やった。
それでダメだったら、運命だと思って受け入れよう!
イエス!ポジティブ!


「沙亜羅どうだった?出来た?私はね微妙。
架瑞は?」


「俺?普通だろうな。」


「…多分出来た…。」


弱々しく声を出すと、2人共凄く心配してくれる。

架瑞に頭を撫でられてると

「…沙亜羅。…どうだった?…出来たか?」


落ち着いた。
でも、少し焦った様な様子の
蓮祐が来た。