星に願う

大我の色。
そう思うと、元々好きだった青がもっと好きになった。


「何ニヤニヤしてるの?」


大我の事を考えていたら
つい口元が緩んでたみたいで

舞耶に、怪訝な顔をされてしまった…。


「別に!買おうよこれ!
……ねぇ、大我と七海緒にも買う?
ペアルックみたいな?」


そう提案すると
舞耶の顔がキラッキラした。


「そうしよう!沙亜羅良い考え!」


2人で大我達のサイズを探して買った。


「お昼どーする?」


舞耶のこの言葉で時計を見ると


「…もう、1時になったんだ。」