星に願う

お父さん思いだな。
"フフッ"と笑うと


「何だよ。」


ムスッとした顔で問いかけて来る。


「別に。ね、私はどうすれば良いの?」


「何がだ?」


「雨龍とか学校の事。学費は今叔父さんが払ってくれてるけど、生活費とかあるし。」


「心配するな。
俺は稼いでる。まぁ、実家には敵わないが…。」


そりゃね!
大我のお家は、日本一を誇るグループだからね。
敵ったら凄い。


「沙亜羅は、ずっと俺のそばに居ればいい。」


そう言っていつの間にか
ベッドの上に押し倒された。