星に願う

渋々行くと膝の上に座らされた。


「どうしたの?」


「主役をホっておくなよ。」

……つまり寂しかったと…。
可愛いなぁ。もぅ。
暫くそのまま話していると

「沙亜羅ー!」


舞耶から声がかかった。
怒るかな?でも、楽しみ!
そう思って


「大我ちょっと行ってくるね!待ってて。」


そう言い残してキッチンへ行く。
まだ、残っていた料理を、お皿に足して


「Happy Birthday to you
Happy Birthday to you
Happy Birthday dear 大我ー。
Happy Birthday to you!」

おめでとうー!
と声が上がる。