大我の誕生日。

誕生日会は溜まり場でやる。
だから、溜まり場は朝から大忙し。


「ねぇ舞耶?」


「んー?」


「手伝わなくて良いの?」


「良いんだよ。ご飯とかケーキは買ってあるし。後は会場のセッティングだから。」

それこそ、手伝った方が良いのでは…?

そう思って動いたら
青頭の大和君に止められた。


「寵姫と舞耶さんは座っててください!自分達がやるので。」


……やらないのもあれだけど

やろうとしても、こうなるんだね…。