いやでも!寝てられないよね!

だって、雨龍の傘下の総長さん達が勢揃いしてるんだから!!

ガバッと起き上がると


「ちっ。見んな。」


不機嫌な舌打ちと共に体を引っ張られた。


「なっ!何?皆居るんだよ?」


一貫して無視された。

むぅ。剥れて大我から離れる。

そして、架瑞と蓮祐の間に入る。


「うわっ!何だよ沙亜羅。」

「別に。架瑞と蓮祐の間に座りたかったの。」


そう言うと蓮祐がため息を吐いて


「…わざとなのか…天然なのか…。」


「こいつの場合天然だろうな?」


架瑞と蓮祐の会話の意味が分からず首をかしげて居ると


「…沙亜羅。…多分今夜…寝かせてもらえないからな。」

蓮祐に予言?された。