起きたのは周りがガヤガヤし始めた時。


「んっ?なぁに?」


寝起きだから、呂律が上手く回らない…

蓮祐に膝枕されながら寝てたと思う。
だから、お礼を言おうと起き上がると


「っ!へぇ?!」


「うるさい。馬鹿猫が。」


金髪の彼が私を膝枕していた。

嘘ッ!!何で?!

驚きがかなり大きい私。
いや、嬉しいよ?
嬉しいけど…さ?

複雑な彼女心?みたいな?
膝枕は私が大我にして上げたかったなぁ

みたいな?!
なんか、自分で言ってて照れる…。


「まだ、寝てて良い。」


こんな事を言う彼に胸がキュンとしたのは
私だけの秘密。