星に願う

「遅くなった。帰ろう俺達の家に。」


「う"ん。」


立てなかった私は大我に横抱きにしてもらって、白夜の溜まり場を出た。

部屋の外に出たら、雨龍のメンバーが居て、更に泣いた。

煌も居たからびっくりしたけど


「大事な妹が捕まったんだ。助けなきゃ最低だろ?」


と頭を撫でてくれた。

架瑞と蓮祐が近付いて来て頭を下げられた。

突然の行動に驚いていたら

「わりぃ。守れなかった。」


「…悪かった。怖い思いをさせた。」


悔しそうに顔を歪ませながら
そう言った。