星に願う

「んっ。あいつとは、煌祐みたいに合う。」


大我が、他の族長褒めるなんて珍しい。


「そっか。また、会いたいなぁ。」


呟くと、お腹に回ってる手に力が込もった。

あっ…やっちゃった…。
これは、今夜寝かせてもらえない…。


「そんなに彪人に会いたいのか?」


俺が居るのに…。

と呟く大我。
あぁっもう!可愛くて仕方ない。

首に顔を埋めて来る大我の頭を撫でる。


「会いたいよ?だって、好きな作家さんの話出来るし。」

落ち込む大我。


「だけど、大我と居る方が楽しいのが事実。
だって、好きな人だからね。」


ちょっと赤くなって
答えると、満足そうに微笑んだ。