ピクリと体を反応させて、悲しい顔をした大我。


「信じてよ。」


真っ直ぐ目を見ながら訴えると


「信じて無い訳じゃねぇ。
けど…。」


「うん。分かる。
怖いよね。でも、私は大我からの絶対的な信頼が欲しい。
だから、信じて。
私も信じる。」


薄く笑って頷いてくれた。

「琢登くんとは何も無いよ。布団が無いって事で、一晩だけ同じベッドで寝たけど、くっついて無いし。

後は、琢登くんが買って来てた布団で寝てたし。

私、大我じゃなきゃ嫌だもん。」


ほんのり顔を赤くした大我。


「あのなぁ。この状況でんな事言うな。
襲うぞ?」


「…うん。良いよ?」