ただいま私は、大我の部屋で大我により拘束されて居ます…。

甘えた大我になっております。
そんな大我の頭を撫でながら


「んで、どういう事なの?」

と、怒って居る様な声を出す。
勿論、撫でてた手は止めた。
私の首に顔を埋めて居た大我だけど、ゆっくり顔を上げて話だした。



「言って無かったけど、あいつは、双子の姉貴だ。」


衝撃の真実…。
大我って双子なんだ…。


「本当は姉貴が、会社継ぐ予定だったんだよ。
けど、妊娠したんだと。
それに、相手が同じく財閥で、こっちは双子だから良いんだけど、相手の方が1人っ子で婿養子にすると相手の方の財閥の、跡取りが居なくなるんだよ。」