星に願う

朝起きたら
リビングのテーブルの上に
海が綺麗だから海に行って来ます!


と書かれた手紙があった。
そう言えば琢登くん家から海見えるんだ。

歩いて5分くらいだって言ってたもんね…。

そう思ってカーテンを開けたら

!!!!!!!!!!

琢登くんが殴られてる?!
相手は、金髪の彼。

私は走って海に向かった。

「琢登くん!!!!」


名前を呼びながら近づく。

「大丈夫?!なんで、琢登くん殴るのよ!!
琢登くんは、私の我儘聞いてくれただけなのに!!」


初めて
出会ってから初めて雨龍に怒りが沸いた。