「寝てりゃチッタァ良くなるさね。心配なさんな。
にしても、べっぴんさんやなぁ。どうしたんだい?」


60くらいの、医者のじいさんに聞かれた。


「浜辺にぶっ倒れてた。」


「はー。まぁ、起きたら温かいものでも食べさせてあげんしゃい。」


それだけ言って帰って行った。

それから、10分もしない内に電話が来た。
俺が仕切ってるチームの部下から。


「総長!雨龍と雷毅からで、雨龍の寵姫が居なくなったと連絡があり
見つかったら、連絡しろ。
だそうです!」


うーん。
動きたいのは、山々だ。
けど、こいつ置いて行けねーよな…。