それに頷いたら良いか分からなかったけど、事実だから頷いた。


「今、アンタの事全力で捜してるよ。
俺、雨龍の傘下の1人。」


えっ?!
じゃっじゃあ逃げなきゃっ!!

大我に今は会いたくない!布団から、逃げ出そうとしたけど、阻まれた。


「アンタが、総長に会いたくないなら、別に知らせねーよ。
つーか、GPS大丈夫か?」


その言葉に
ハッとしてスマホを見たら電源は落ちて居た。


「どうする?少しの間なら、居候しててもイーけど?」

どうしよう。
でも、他に行く宛もないし……。

私はその申し出に頷いた。