星に願う

「やったね沙亜羅!同じクラス!!」


「うん!それにしても、大我達が頭良いなんて知らなかった。」


それは数日前に、発覚した事。





―数日前―


「あー、留年しなくて良かったぁ!」


ソファーに座りながら私が幹部室で叫んだ。

だって、絶対留年すると思ってたんだもん!

したら、七海緒と蓮祐とテレビゲームしていた大我が近付いて来て、頭を撫でられた。


「漣は、頭が良いやつは留年しない。出席日数が足りなくてもな。」


あれ?
そう言えば大我、2ヶ月学校行って無いよね?
ずっと一緒に居たし…。


「大我は平気なの?」