私は朝ごはんをテーブルに運びながら
お姉ちゃんに声をかける。



「心、ごめんネ?急用入って」



奥部屋から蛍お兄ちゃんがでてきた。



「大丈夫だよ。このお家で暇なのは私だけだしね」