一歩、また一歩と左側へ続く道に足を踏み入れ数歩進んだところで後ろを振り返ってみる。 …もう、入口が見えない。 たかが数歩で私達の後ろは暗い道と化していた。 さっき入ったばっかりなのに、もう見えなくなるなんて… こんなの迷子になったら皆と合流できる訳が無い。 はぐれたりしたら… 考えるだけで眩暈がする。 でも、前にはシキとルイが居るし後ろにはユエもロイも居るから大丈夫。 襲われる事はあっても、はぐれるなんて事はない。 気を取直して前を向くとーー そこには誰も居なかった。