お前に何が分かるんだ、って。 何も知らないくせに、って。 分かったような口聞くな、って。 そう言われてもおかしくないし そう言われるのがむしろ当たり前だと思うけど それでも私は貴方達を助けたいと思う。 戦わずに済む方法なんて無いかもしれないけど、私は私なりに頑張ってみようと思ったよ。 色々な意味を含めて私はルイに「ありがとう」と返した。 …いつか、伝わるといいな。 そう思って、ふと自分の白髪に触れた瞬間ーー