私達は今、ユルシア村に居る。 「姉上様ああああ!!!」 「あの、いや…だから…っ!!」 「姉上様にお供致します! 僕の命に代えてでも守りますからァ!」 「そういう問題じゃなくて…!!」 私は思わず三人を見るも三人は見事に顔を背け無視をする。 この人達…薄情者め!! それにしてもこの子は 私の何を見て姉上様やらお供するやら述べてるんだろうか…。 ユルシア村に来て早々、何か面倒事に巻き込まれてるような気が…はあ。 事は数分前に遡るーーーー