綺麗にハモって私に告げる。 「姫君って何よ… 一体ここは、 私は何なのよーーー!!!」 私の叫び声が部屋中にこだましたのは言うまでもない。 相変わらずシキけんは怠そうに、 ルイさんはニコニコと微笑んで、 ユエさんはゆっくり一度頷いて、 ロイは嬉しそうに飛び回って。 この人達はこんなに暖かい。 私は彼らを信じ、これから着いていく。 何があっても必ず、彼らを守ってみせる。 助けてもらった恩を返すためにも。 私はこの人達と頑張らないと。 そう、思っていた。