ええい、こうなったら もう、ヤケクソだよね。
「不死の鳥よ。
その力を持って我等を天へ!!」
私が今、ありったけで勝手に考えて作ったに近い呪文を唱える。
存在するかも分からない呪文を唱えた所で、あの鳥は助けに来てくれるのだろうか。
『…そのような呪文は存在せぬ故、無茶であろう』
切り捨てるような、そんな事を言い出す杖に私は半ば怒りながら言い返す。
分かってるけど、それしか思い付かなかったの!!
でも、やっぱり来てくれない…どうしたらいいの。
どんな呪文を唱えれば出られるのよ。
分かんないよ…。
弱音を吐いて涙が零れそうになった。
「…ピューー…ゥ!!」

