この目を開けたらきっと僕の嫌いな世界が見えてしまう。
何も感じなくていい、
君からの愛しかいらない。
君からの愛が欲しい。
他人の優しさなんてその一瞬だけで、ずっと僕を思ってくれはしない。
出会いを一つ一つ大切にしてもこの手から全部すり抜けていくなら意味はないよな。

僕は君だけでいい。
他に愛なんて注ぎやしないから。
もっと僕を見て。
こんなにも君を想っているのに届いていない気がして…
君の手を優しく握り締めた。

僕はずっと1人で生きてきた。
家族も崩壊して裏切られ、これでもかというほど涙流した。
どうしようもない不安と悲しみが僕を襲った。
何もかも信じられなくなった。
1人で歩く一本の暗い道で
不意に君から差し出された手。
涙堪えて、前向いて
もうなんでもいいと、もう何もかも壊れたっていいと、僕はその手をとった。
大好きだった君が僕の背中を押してくれるなんて夢のようだった。

僕は君だけでいい。
ずっとずっと君だけを見ていたい。
愛してるよ。
暗闇から救ってくれた君を離したりなんかしない。
強く抱き締めて想いを伝えた。

もっと君からの愛が欲しい。
もっと愛を示してよ。
声を聞かせてよ。
恥ずかしがらなくていいんだよ。
全部受け止めるから。
全てが愛しい。
今日はただ1人君だけを見ていたい。

わがままな僕でごめんね。
やっと見つけた愛を感じていたくて。

大切な君だけを失わないように
強く、強くなって。

今までの僕にさよなら、ありがとう。

君と共に強くありたいから。