1話
日常の変化


[キュー キュー]
鳥の鳴き声が
空に響く
今の季節は春だ

[まだ寒いこんな時期に元気だな…]
そう考えながら
外を見ながらボーとしていた

僕の名前は
[秋空 龍夜 あきぞら たつや]
中学2年生だ

僕は小学校一年生の頃に
両親が対立し離ればなれに
なった
そして僕と兄貴はお母さんに
引き取られた
僕はお父さんと会えなくなった
ショックで学校に行かなくなった

それからもう6年になる
僕は今だに不登校のまま
ずっと家に引きこもっていた

僕はアニメやゲーム
そんな事ばかりしていた
気づくと僕の周りには
友達なんて居なかった
僕は[友達なんていらない]
そんな事を考えていた。


今日は家に誰もいない
何の音もないやはり
こんな時が落ち着く…

僕は家でいつもどうり
ゲームをしていた
すると
[ピンポーン!]
と家のチャイムがなった
僕は普段どうり
[はーい]
と言いながら
玄関へ向かう

ガチャ

するとそこには
ショートで茶色の髪の毛で
可愛らしいカッコをした
女の子が立っていた
[初めまして!私 横に新しく住むようになった 八枷 美来 やかせ みらい!]

龍夜[あぁ どうも…僕はここにすんでる…]

八枷[秋空龍夜君でしょ?]

龍夜[なんで僕の名前を?]

八枷[ちょっと色々とねー♪]

龍夜[はぁそうですか…]

八枷[あ!そうそう!秋空君も中学2年生だよね!]

龍夜[そうですけど…]

八枷[一緒に学校行こ!私も中学2年生なの!]

龍夜[そうなんですか!…あぁでも僕わ良いですよ…]

学校なんてロクなもんじゃない
行ってもただ一人で椅子に座って
ボーとするだけじゃないか

八枷[えー行こーよー!]
八枷はうあめずかいで
こちらを見つめてくる

そんなうあめずかいで
見られたら断れない…

龍夜[分かりました…すぐ用意して来ます]

八枷[やったぁ!じぁここで待ってるね!]

龍夜[はい…]

面倒くさいがゆってしまったんだ
行くしかないよなぁー

5分後

龍夜[お待たせしました~]

八枷[おーそーい!]

龍夜[すいません…]

八枷[許して あげる!さぁ学校行こ!]

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この日から僕の人生は変わって行った
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つづく