「なぁ、一樹。少し寝るから着いたら起こしてくれよ」

そういって、目をつぶった。

一樹が何やら言っていたが、無視して寝た。


「…お……起きろ。友喜起きろ〜」

一樹にゆさゆさと体を揺らされて起きた。

「ふわ〜…もう着いたのか?」

「あぁ着いた。ほら行くぞ」

荷物を取り、目を擦ってから一樹と飛行機から出た。


「はい。それではホテルに向かうのでバスに乗ります。班ごとに乗れよー」

先生が、皆の前でそういってバスに乗った