「奈帆ちゃん、苦しい…。」 「……あ、ごめんごめん(笑)」 そう言って奈帆ちゃんは、私を抱きしめるのをやめた。 あ、もう授業始まっちゃう! 「奈帆ちゃん?授業始まっちゃうよ??」 「あ、ほんとだ。よし、授業がんばろ。」 そう言って、自分の席に戻っていった。 キーンコーンカーンコーン……キーンコーンカーンコーン………… 「起立。礼。」 そうして、今4教科を終えて昼休みになった。