君がいてくれたから





「すぐそうやってバカとか言うんだから、蓮は!!」


そうやって少しだけ怒ってみせると、蓮は焦ったように

『ごめん!!佳奈ごめん!!』

と謝ってくる。


そんなあたしのことが大好きな蓮が私も大好きだ。


この幸せが永遠に続き、蓮との仲も、紀花との仲もずっといいものだと思っていた…


まさか私の心が他の人に向き、これからの私の人生に、蓮と紀花がいないことなんて、幸せな私は気づくはずもなかった。