神風の如く






──カチャリ





買った刀を右腰に差す





──ズシン





一般的なものより小ぶりとはいえ、刀はとても重かった





恐らく物理的、だけではなく─────





これが刀の重さ───────





「これで今からお前は武士だ
刀を抜くときは命をかけるという覚悟で抜け

それから───刀の重みを忘れるな」





斎藤の言葉はなぜか心に響いた





「はい」





華蓮は力強く頷いた











「あれ……沖田さんは………?」





先ほどまで隣にいたはずの沖田がいつの間にか消えてしまっていた





辺りを見回してもその姿はどこにもない






「はぁ…………」





斎藤か呆れたようにため息をつく