──バッ
とっさに土方から離れる
「あの……誤解です!!
土方さんは………その男好き……いや、男色ではないんです!!
その、今のはですね………」
土方は華蓮を安心させるためにしてくれていたのだ
しかし、華蓮はここでは湊上蓮だ
間違って土方が男が好きだと思われては申し訳なさすぎる
「あっはっはっは!!」
その場にいた土方と斎藤以外の全員が吹き出した
いきなり笑い出したので、華蓮は何が何だかわからない
「いや、知ってたよ、蓮が男じゃないことくらいさ」
そう切り出したのは藤堂
「そうそう、隊士たちは気づいてないみたいだけど、俺らまで騙そうだなんて、百年早いぜ?、土方さんよぉ」
いつまでもニヤついている永倉
「まあ、事情がありそうだったから無理には聞かなかったけどな」
最後は永倉の暴走を止めるかのように原田がフォローした
「え……………?」
驚いて土方を見る
「すまねぇ、はじめからわかってたみてぇでな、昨日のことがあってこいつらには話しちまった」
