神風の如く







「それは…………




それは、きっと、認めて欲しいからです」






初めて、自分がやっていることに、自分の意志があることに気づいた






「認めて欲しい……?」







土方は華蓮の手を離し、華蓮も土方の前に座った






「はい……私は土方さんに助けていただきました


そして、近藤さんに優しい言葉と情けをかけてもらって……


沖田さんや、みなさんは親切にしてくださいました






ですが、私に監視がつけられてるということはまだ認められていないという証拠



ですから、私が壬生浪士組のお役に立てればここにいてもいい、と心から認めてもらえると思ったのです」





華蓮は自分の知らないうちに涙を流していた





涙なんて、何年ぶり────?





物心ついたときから泣いたことなどなかった






泣くのは弱い者──華蓮は強くなりたかった、いや、ならねばならなかったから






泣きたくなっても、こらえることが多かった