目を開けると見慣れてきた天井があった
「気がついたか?」
横を見ると土方が濡れた手拭いを持っていた
「あの………これはいったい………私はどうして………?」
「お前は倒れたんだよ
疲労と気疲れによる熱だそうだ
丸一日眠っていたぞ」
土方は華蓮の額に手拭いを乗せた
疲労…………気疲れ………?
華蓮は思い当たることがないわけではなかった
ただ、やわな自分にため息がでる
ゆっくりと、体を起こし布団から出ようとした
「何すんだ!?まだ安静にしてなくちゃならねぇ
熱だって下がりきってねぇんだ!」
土方はそんな華蓮の行動を止めようとする
「体はもう大丈夫です
ご迷惑とご心配をおかけしてすみませんでした
一日寝ていた分の仕事はすぐに片付けますので………」
華蓮は立ち上がろうとした
──グラッ
「……………っ」
