「ちょっと、近藤さん!!
何言ってんだ、あんたは!!」
慌てて止める土方に今は華蓮も賛成した
「だが、この物騒な京の街に、女子を一人で放り出すわけにはいかんだろう」
「そこが、問題なんだよ!!
ここは女人禁制なんだ!!」
そう、確か記録によると新撰組は女人禁制だったはず
華蓮も頷いていた
「だったら男装させればいいじゃないですか」
さらっととんでもないこと言い出したのは沖田だった
「……はい?」
「そ、総司!!!」
驚く二人を冷静に見ながら淡々と沖田は話し続ける
「女子なら女中の仕事の手伝いなんかをしてもらえそうですし、何より華蓮さんは刀を足で折ったのですよ?
戦力としても申し分ない用に思えますが…
それに僕たちのことを知られた以上、放っておいて長州に拾われたりしたら厄介ですよ」
──ちょっと、ちょっと、沖田さん!!
勝手に話を進めないで────
華蓮は心からそう思った
「総司、それはよい案だな
よし、じゃあ湊君には一番隊と歳の小姓を任せよう」
────へ?
