階段を上がると目の前に数人の男たちがいた
両脇の部屋からも出てくる
「へぇ、まだこんなにいたんですか
僕は新撰組一番隊組長、沖田総司」
「同じく、八番隊組長、藤堂平助」
暗闇の中でも沖田がニヤリと笑うのがわかった
「逃げられるなんて、甘い考えは捨てて下さい」
──カキンッ
沖田と藤堂は互いに背を向けながら長州藩士たちを斬って奥に進んで行った
──ダンッ
華蓮はその後ろをついていくようにしていたが、後ろにも男たちが現れる
「蓮さんっ!!」
「蓮!!」
──キンッ
──ボコッ
華蓮は迷わず相手を戦闘不能にする
「大丈夫です、私も新撰組の隊士ですから!!!」
ここで逃げ帰ることなんてできない
──だったら私が二人の背中を守る!
「はあぁ!!」
──ドスッ
襲いかかる藩士たちの攻撃を刀で交わしながら次々と眠りに落として行く
そして気絶した藩士を素早く縛り上げた
すぐに二人の後を追う
───!!
「平助君っ!!」
