土方と沖田以外の幹部と華蓮は揃って近藤の部屋に来ていた
そこで、土方と襲われたことについて話した
あの後、生き残っていた者に話を聞くと、知らない奴に頼まれたと答えたのだ
詳しく聞くとどうも嘘には思えなかった
「これは、壬生浪士組の名をかたった奴らがここを襲おうとしているに違いねぇな」
冷静に判断したのは原田
「そうですね、私もそう思います
近藤さん、早急に対処した方が良さそうです」
山南は近藤に提案した
「そうだな、これでは壬生浪士組の名が汚れ、会津藩にもご迷惑がかかってしまう
これからの巡察ではそのことを聞いて回って見てくれ」
全員がかつてない不安な表情を浮かべていたのは言うまでもない
「しっかし、このことが芹沢さんの耳に入ったら厄介だろうな~」
近藤の部屋には山南、井上が残り、幹部たちの部屋に移動したところで藤堂が呟いた
