「で、何なんです?犂亜」

[あー、そーだった。夜は危ない、人間が出歩いていると喰われるかもしれないぞ?だから、明日活動しろ。死にたくないならな。]

はぁ?と、思いながら
黙って聞く私、

偉いよね?私、ねぇ?(棒)

「でも、帰れない。先輩がいるし…野宿しろって言うの?」
[言うと思った。はぁ…この手紙。持ってけ。]

手に置かれたのは
1つの手紙。巻物みたいな手紙だった。

[これを、琴顗 睦(きんぎ まこと)に、渡せ。そうすれば泊まれる。場所は、そこのうさぎ野郎がしってるだろう]

「え?え?なんか、犂亜って
説明下手だね。
とにかく、分かったよ!」

[そうかぁ、じゃあ、早くお行きぃ
ニコニコ
後で覚えてろよ姫。っくそ、ひどくないか流石に…ズバッと言うな…姫は。昔と……かわんねぇ。]