黒色女子を個人授業

うわぁ……

花束なんてもらうの、いつぶりだろう。

嬉しさと同時に、気になることがひとつ。

ひょっとして……

花の本数をざっと数える。

30本くらいはありそうだ。

歳がばればれ?

やだな、恥ずかしい。


「……わざわざ、ありがとう」

複雑な心境で受け取った。

「白いバラの花言葉を知っていますか?」

滝川くんはにっこりと笑って微笑む。

「『私はあなたにふさわしい』って意味らしいです」


んん?

きょとんとする私を見つめながら、彼は言った。

「僕はいつか、花山さんにふさわしい男になります。
だから、見ていてください」