黒色女子を個人授業

私の部屋へ滝川くんを連れてくると、ベッドの上に座らせた。


先程まで顔を真っ赤にしていた彼は、どうやら少し落ち着いたようだ。

不機嫌ではあるが、冷静な口調で口を開いた。

「花山さん、今井さんのこと、好きなんですか?」


好きとか、そんな子どもっぽい言葉で片付けないで欲しい。

そんなに単純じゃない。

もっと複雑な感情がいろいろ入り交じっていて……

でも、滝川くんに分かるように説明するには、それが一番簡単なのかもしれない。


「うん」

私は頷いた。