黒色女子を個人授業

「ほら、天野さんって仕事バリバリのキャリアウーマンって感じだし、男の人寄り付かなそうだから」

これ以上傷をえぐらなくていいから。

「あ、でも天野さんも素敵ですよ。
僕ら後輩に良くしてくれるし。
仕事してる姿、すごく恰好いいし」

「……ありがとう」


複雑な気持ちでフォローを受け取った。


気になる人かあ。

……忘れられない人ならいるんだけど。


そう考えたら思わず苦笑いが漏れてしまった。


バカだよね。もうあれから一年も経つのに。