黒色女子を個人授業

なんだそれ。

どんな事後報告?


彼が会社を辞めてしまうということは、この先、もう二度と一緒に仕事をすることはないということで。

どんなに私が頑張っても、成長しても

もう彼に近づくことはできないし、認めてもらうこともできない。


「……頑張ってくださいね」

振り絞って出てきた言葉はそれくらいだった。


「それで――」

彼は言いづらそうにうつむく。

「会社が軌道に乗るまで、自分の仕事に集中しようと思う。
……君がまたどこかで躓いていても、駆けつけてあげられない」

再び顔を上げた彼は、なんだか申し訳なさそうな顔をしていて。