黒色女子を個人授業

「……」


顔がかあっと火照った。


何それ、どういう意味!?

そもそも私は大城さんのことを好きなんかじゃないし、そんなこと言われても……


いろいろな気持ちが溢れ過ぎて、私は何も言えなくなった。


「いや、言いたいのは、そういうことじゃなくて……」

呆然とする私を見て、彼はしくじったとばかりに頭を抱えて言い直した。


「俺と、付き合ってくれない……?」


……嘘!?


今度こそ本当に頭の中が真っ白になった。

酒井くんがなんで!? 私なんか……


「……ダメかな?」

彼は苦々しく微笑みながら、でもどこか泣きそうな目をしていて、胸が苦しくなった。

その表情から、彼が本気だということを悟る。