黒色女子を個人授業

「決めた。合コンしよう」

花は決意を込めた眼差しで私を見た。


……合コンかぁ。

そういうきゃぴきゃぴした席は嫌いだ。

初対面の人と話をするのも苦手だし。

そもそも花くらい可愛いければともかく、私なんか地味だし、相手にされないだろう。

「合コンはパス」私が軽くあしらうと

「大城さんとデートしたからって余裕ぶっこいてんでしょ?」と恨みがましい目つきで睨みつけてきた。

「だから違うってば」私は慌てて首を振る。

あれをデートだなんて言ってしまったら、きっと彼に迷惑だ。あの人はそんなつもり、微塵もないのに。


「だったら合コン以外でどうやって男性と知り合うっていうのよ」

花はむきになって噛み付いてきた。

「合コンとかそういうの、私が苦手なこと知ってるでしょ?」

断固拒む私に、花はやれやれと何度目かのため息をつく。

「じゃあ、もうあれしかないわね。社内恋愛」

「余計無理だよ!」

私は声を大にした。